この記事で分かること
- 職場は仲良しグループではなく、目標達成のためのチーム。
- 全員と仲良くする必要はなく、必要なコミュニケーションを適切に。
- 反対意見は必ず存在することを理解し、気にしすぎない。
- 人間関係が苦手でも、役に立つスキルや知識を身につけることで活躍できる。
- 「心理的安全性」を確保し、安心して発言できる環境を作る。
社畜の皆さんお疲れ様です。haruhioです。
職場の人間関係といえば、多くの方が一度は悩んだことがあると思います。
どうしても合わないタイプの人はどこにも必ずいるものですが、仕事で毎日顔を合わせるとなると疲れてしまいますよね。
私の場合、今の職場に勤めて10年を迎えようとしているのですが、およそ7割の人間関係は固定化されていて、合わないタイプの人も固定の中に含まれています。
気を遣いがちな性格なので正直疲れてしまうことが多くて、いろいろと考えた結果、私は、職場の人間関係はほどほどに割り切ってよしとしてみたところ、これがなかなかストレスフリーでした。
そこで今回は、「職場の人間関係、どう付き合っていけばいいのか」ということで、実践したことや勉強したことから、その具体的な方法についてお伝えします。
職場の人間関係は「割り切る」べき?
一見すると、冷たい言葉のように聞こえるかもしれません。
しかし、ここで言う「割り切る」とは
「職場はあくまでも仕事をする場所」
「良好な人間関係よりも、良好な仕事関係を築くこと」を意識することだと考えています。
職場の人間関係に過度な期待を抱きすぎず、必要以上に深入りしないことが、結果的に、自分自身の心を守ることにもつながるのです。
なぜ職場の人間関係は「ほどほど」に「割り切る」必要があるのか?
職場は、私たちにとって多くの時間を過ごす場所。
だからこそ、人間関係の悩みは、私たちの心身に大きな影響を与えます。
では、なぜ職場の人間関係は「ほどほど」に「割り切る」必要があるのでしょうか?
その理由を3つの視点から解説していきます。
職場は仲良しグループではない
職場は、共通の目標を達成するために集まった「チーム」であると同時に、評価や昇進を争う「競争の場」でもあります。
多様な価値観、性格、能力を持つ人が集まる職場で、全員と仲良くすることは、現実的に不可能に近いと言えるでしょう。
目標達成のために重要なのは、親密な関係よりも、お互いを尊重し、協力し合える関係性です。
絶対に意見の合わない人は存在する
価値観や考え方は人それぞれ。
当然、職場でもあなたと意見が合わない人は必ず存在します。
どんなに素晴らしいアイデアでも、どんなに努力を重ねても、全員から賛同を得られるとは限りません。
むしろ、批判的な意見が出てくることの方が自然です。
反対意見に過剰に反応せず、冷静に受け止めることで、ストレスを軽減し、心の安定を保つことができます。
役に立ちさえすれば認められる
コミュニケーション能力が低い人でも専門的なスキルや知識があれば、組織に貢献し、認められることができます。
チームワークが苦手な人は、一人で集中できる仕事に就いたり、フリーランスとして働くなど、自分に合った働き方を選択することも可能です。
職場では、最終的には「成果」が評価されるため、人間関係が苦手でも成果を出すことで、周囲からの信頼と自分のポジションを得ることができます。
「ほどほど」の人間関係でも、成果を出すために重要なこと
職場の人間関係は「ほどほど」に「割り切る」ことが大切ですが、だからといって、全くコミュニケーションを取らなくて良いわけではありません。
「ほどほど」の人間関係でも、成果を出し、より働きやすい環境を作るために重要な要素があります。
それが「心理的安全性」です。
心理的安全性とは、「チームの中で、自分の意見や考えを自由に発言できる雰囲気」のこと。
- お互いを尊重し、否定的な言動を避け、建設的なコミュニケーションを心がける
- 相手の意見を丁寧に聞き、自分の意見もはっきりと伝える
- ミスや失敗を責めるのではなく、改善策を一緒に考える
このような行動を意識することで、チーム内の心理的安全性を高めることができます。
心理的安全性が高いチームは、活発な意見交換が行われ、創造性や生産性が高まります。
結果として、チーム全体の成果にもつながりやすくなるでしょう。
まとめ|「ほどほど」の人間関係で、自分らしく働く
いかがでしたでしょうか。
職場の人間関係は、私たちの人生に大きな影響を与えます。
しかし、
「職場はあくまでも仕事をする場所」
「良好な人間関係よりも、良好な仕事関係を築くこと」
を意識することで、必要以上に悩みを抱え込むことなく、自分らしく働くことができるはずです。
無理に仲良くしようとせず、自分の役割に集中し、周囲の人を尊重しながら、仕事に取り組んでいきましょう。
私の場合、あえて意識して行っていることに「すべての人に敬語を使う」ということがあります。
上司や先輩はもちろん、同期や後輩、非正規雇用の方、社外取り組み先や下請けの方、関わるすべての方に、職務上は会話、メールやチャットツールでも敬語で接しています。
態度としてハッキリと線を引くことで、仕事のうえでの距離感を間違えないようにする心がけですね。
ぜひ皆さんも、職場の人間関係に疲れを感じることがあれば、自分にとってやりやすい方法で「ほどほど」に「割り切る」というやり方を試してみてください。
ただ、もし、どうしても人減関係が苦痛になってしまったときは転職という手段もあります。
こちらの記事も参照にしてみてください。
もしかしたら転職活動をきっかけに、今の仕事の良さを再発見できるかもしれません。
今の仕事が好き、続けたいけど、ある特定の人が原因…という方はこちらの記事も参考に。
まずはできることから初めてみるのも良いです。
それでは。
社畜に幸あれ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
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